加齢とともに避けられないのが「顔のたるみ」の悩みです。現在、様々なスキンケア用品が販売されている中、なんとか、できてしまった顔のたるみを無くしたくて、美容液を試したという方もいらっしゃるのではないでしょうか?しかし、良さがわからないままやめてしまった方もいらっしゃるかもしれません。
美容液は、きちんと目的に合わせて使用することで、その効果を実感できるものです。美容液の良さを理解し、顔のたるみに効果的な美容液を選ぶ為にまず、基本の美容液とはというところから考えてみたいと思います。
顔のたるみに利用したい美容液とは
Wikipediaで調べてみると「美容液とは、基礎化粧品の一つ。保湿成分や美白成分などの美容成分が濃縮して配合されている。通常、美容成分の肌への吸収性を高めるため、化粧水等で肌を整えた後に、油分を含む基礎化粧品を使用する前に塗布することが多い。」と記載されています。
肌をすこやかに保ち、スキンケアの満足感を得る為には、重要なアイテムと言えます。しかし、美容液に配合される美容成分の配合量などに決まりがあるわけではないので、テクスチャーや配合成分はメーカーによって様々です。その中で、自分の目的にあった美容液を選んで利用していく為には、美容液をしっかり理解することが大切になります。
顔のたるみに利用したい美容液の役割
基礎化粧品は、主に化粧水、美容液、乳液、クリームなどがあります。それぞれの大きな役割は保湿です。しかし、保湿の目的の為に、なぜ、4種類も必要なのでしょう。考えたことありますか?それは、保湿にも種類があるからです。
◆保湿の種類
●肌に水分を与える
●肌の水分を保つ
●肌の水分を逃さない
以上の様な保湿の意味と基礎化粧品の役割を考えると
化粧水→肌に水分を与える
美容液→肌の水分を保持する
乳液・美容液→肌の水分を逃がさない
という形になります。以上のように、それぞれの役割で保湿をして、すこやかな肌へと導いていく為に、化粧水、美容液、乳液、クリームなどが必要になってくるのです。
このように、美容液の役割には、肌の水分を保持する役割があり、更には、配合されている有用成分を肌の角質層まで届けるという役割があるのです。つまり、「乾燥による小じわを薄くしたい」「ほうれい線を薄くしたい」「シミを防ぎたい」「たるみを解消したい」など、目的が明確な場合には、それに合わせた美容液の使用がおすすめです。
顔のたるみ対策として美容液はいつ利用する?
上記でも述べましたが、通常、美容液は、化粧水等で肌を整えた後、油分を含む基礎化粧品(乳液・クリームなど)を使用する前に塗布します。
一般的な順番としては
クレンジング→洗顔→化粧水→美容液→乳液・クリーム ということになります。
最近、ブースター液などという言葉を良く見かけたりしますが、美容液を化粧水の前に使用し、その後の基礎化粧品の浸透力をアップさせるというものです。その場合には、洗顔の後、すぐに美容液の塗布と言うことになりますので、必ず購入時に使用手順を確認することが大切になります。
また、自分の肌の悩みと美容液の効果が合っているか、成分などから確認することで、一層、高い効果が期待できます。今は、成分などもネットで検索するとすぐにわかりますので、常に、自分の肌の状態と足らない成分についてもチェックしておくことも大切かもしれません。